LEXUS COLOR – Paiting Quality & Coating -

レクサスのボディを美しく磨き上げる、高品質な職人技

ソニニックチタニウム塗装へのこだわり
光輝材となるアルミ片の並びを整える新技術によって、大粒子径の光輝材を使いながら、緻密で滑らかな質感と、明暗の力強いコントラストを両立している。
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【新塗装技術】
塗装層を“意匠層”と“機能層”の二つに分け、意匠層が乾燥することにより体積が収縮し、層内を高密度化。これにより、アルミ片の並びを整える技術。


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【アルミ片の並びを整えるメリット】
意匠層のアルミ片の並びが整うことにより、
(1)緻密で滑らかな質感が実現
(2)光の反射角が揃い、シャープで力強い明暗のコントラストを実現



 

艶をさらに輝かせる、手作業による水研磨
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クルマの塗装を、レクサスカラーへと昇華させるもの――それは、漆器をただの器から工芸品にまで高める職人と同様、熟練工の技にある。幾重にも塗リ重ねる行程の中で、ひときわ重要な技術が、水をかけながら下地塗装を磨き上げる“水研磨”という工程。熟練工の手作業によって目に見えない凹凸をも平滑にし、艶を極限まで高めるのだ。最終的に、映リ込みからゆがみを確認するために、蛍光灯検査で仕上がりを丁寧に確認する。最先端の生産技術でつくられる新型ISにあって、レクサスカラーは、熟練工の技術と感性の結晶なのである。



 

美しさを保つセルフリストアリングコート
洗車などによる小さなすり傷を自己修復する「セルフ・リストアリング・コート」が全カラーに適用される。これは、コーティング自身が分子レベルで結合しやすい特性を備えており、つまり、小さな傷を自己修復してしまう加工なのだ。新車時の光沢とカラーを長期間にわたり保つことができる。

ただし、鍵や硬貨などで引っかいた傷のように、セルフリストアリングコート自身が破壊された場合には、傷は修復しない。また、傷の復元する時間は、傷の深さや周囲の温度により変化する。ちなみに、お湯をかけるなど、セルフリストアリングコートを暖めることで復元する時間を短くすることもできる。コーティング自体の耐用年数は5~8年だが、その後も一般塗装よりも傷がつきにくい状態を保ってくれる。なお、ワックスをかける場合はコンバウンド(研磨剤)が入っていないもの使わなければならない。



 

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