F SPORT
サーキットで鍛えられた圧倒的な走りの切れ味。生粋のレクサススポーツを主張するGSの新たなスポーティバージョンを実現しました。
過酷なサーキットでのテスト走行で鍛え抜かれた真の高性能、圧倒的なアジリティ(俊敏さ)と揺るぎない安心感がもたらす感性に響く走り。より高次元の走行性能を求めるすべての方の期待にお応えして、エンブレムの“F”が主張する究極の「クルマを操る楽しさ」を追求しました。
高次元の「クルマを操る楽しさ」を実現する“F SPORT”
LFAを頂点とするレクサススポーツの走りの味(テイスト)を継承した、本格スポーティグレード、“F SPORT”を新たにラインアップに追加しました。新型GSは、専用スポーツサスペンションをはじめ、前後異サイズ19インチタイヤ、フロント18インチ2ピースアルミハットローター、高摩擦パッド採用ブレーキなどの専用装備を搭載。基本性能をさらに高めたうえで、新開発のレクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)を採用し、“Fの切れ味”と呼ばれる走りを実現しました。
4輪の切れ角を最適制御する、レクサス初のLDH(Lexus Dynamic Handling System)
車両の安全性と操る楽しさの融合を目指すVDIM*1コンセプトのもと、ドライバーの意のままの走りを高次元で実現するために、LDHを“F SPORT”に採用しました。ギヤ比可変ステアリングVGRS*2や操舵アシストトルク量を制御するEPSとともに、後輪の切れ角を最適に制御する新開発のDRS*3を統合。ドライバー特性の研究を通して得られた知見を基に、車両の回転(ヨーレート)と、車両の向きと進行方向のずれ(車体スリップ角)を最適に制御します。低速域ではほとんど違和感なく取り回し性の向上を実現。高速域ではドライバーの意のままに車両が応答しつつ、車体スリップ角ゼロにより高い安心感を得られます。
LDHは、つねにドライバーのステアリング操作や車速に対して4輪のタイヤ切れ角とステアリングの重さを最適に制御することで、理想的な車両挙動を確保し、クルマを意のままに操る楽しさと車両安定性を両立しました。
※GS450h“F SPORT”、GS350“F SPORT”に標準装備
安全性能にも寄与するLDH
LDHは、クルマを操る楽しさを提供するだけでなく、より高度なアクティブセーフティとして安全性にも貢献します。プリクラッシュセーフティシステムと協調することにより、通常域よりも高い回避性能と車両安定性の確保に寄与。さらに、車両の横滑り発生時はVSC*1と協調し4輪の制動力と併せ切れ角も制御することで、より高い安全性を確保します。
また、左右で滑りやすさが異なる路面をまたいで発進、制動する場面でも、TRC*2やABS*3と協調し4輪の切れ角を制御することで、ドライバーのステアリング修正操作を軽減します。
*1 VSC:Vehicle Stability Control *2 TRC:Traction Control *3 ABS:Anti-lock Brake System
“Fの切れ味”を実現する“F SPORT”専用装備
“F SPORT”では、高い走行性能を実現するための、数々の専用装備を装着しました。タイヤは前後ともに19インチサイズを採用し、後輪にはよりワイドサイズのタイヤを使用することで走行安定性の向上を図りました。
フロント18インチ2ピースローターは、冷却性を向上させるとともに、標準サイズ(17インチ)からサイズアップを図りながら、ハット部にアルミを用いることで軽量化を達成。バネ下重量の低減により軽快な走りを実現しました。また、ブレーキには高摩擦パッドを採用。ショックアブソーバー(AVS)やEPSも“F SPORT”専用チューニングを施し、標準装備のリヤスポイラーや専用のフロントエアロバンパーにより、エアロダイナミクスもさらに高めています。
前後異サイズ19インチタイヤ&専用アルミホイール
※GS350AWD “F SPORT”のリヤはフロントと同サイズとなります。
フロント・18 インチベンチレーテッドディスクブレーキ(2 ピースアルミハットローター)
※GS350AWD “F SPORT”、GS250 “F SPORT”は17インチディスクブレーキとなります。