ISならではのスポーティな乗り味を熟成させながら、高い静粛性や空力性能を実現し、上質でエモーショナルな走りをもたらす
エンジン
【あらゆる領域で力強い加速感を発揮するIS350】
アクセルを踏んだ瞬間から立ち上がる軽やかな加速レスポンスと、さらに高回転からも力強い加速を愉しめる3.5ℓエンジン。ガソリンの筒内への直接噴射と、吸気管内に噴射するポート噴射の噴き分けを状況に応じて最適に制御する「D-4S」を採用。さらに、吸排気バルブの開閉タイミングの緻密な制御などの先進技術により、力強いトルクを幅広い領域で発揮している。
エンジン種類:V型6気筒DOHC
排気量:3,456ℓ
トランスミッション:8-speed SPDS※
最高出力:234kw(318PS)/6,400r.p.m
最大トルク:380N.m(38.7kgf・m)/4,800r.p.m
※8-speed SPDS:8-speed Sport Direct Shift
【加速の快感と環境性能を両立したIS250】
広い回転域において、レスポンスに優れた加速フィーリングが愉しめる2.5ℓエンジン。空気と燃料が理想的な濃度で混合し、完全燃焼することで、パワーと環境性能を両立している。
エンジン種類:V型6気筒DOHC
排気量:2,499ℓ
トランスミッション:6 Super ECT
最高出力:158kw(215PS)/6,400r.p.m
最大トルク:260N.m(26.5kgf・m)/3,800r.p.m
ドライビングをより愉しむための8-Speed SPDS
IS 350には、IS Fに導入された8速AT「8-Speed SPDS」を採用。ノーマルモードでは多段ATらしい滑らかな変速で快適な乗り心地を提供する一方で、「SPORTモード」ではG AI-SHIFT制御により、レスポンスのよい加速を発揮する。さらに、手動変速が可能な「Mモード」では、0.2秒という驚異的な変速スピードで、よりアグレッシブかつスポーティなドライビングを愉しむことができるのだ。
最適なギヤ段を選択するG AI-SHIFT制御
“G AI-SHIFT”は、Dポジションで「ドライブモードセレクト」により「SPORTモード」(IS 350 ”F SPORT”では、「SPORT Sモード」と「SPORT S+モード」)を選択すると、コーナー入り口における制動のGの変化に応じて、最適なギヤ段ヘシフトダウン。旋回中は不要なシフトアップを制御し、コーナー出口で力強い加速が得られるようになる。
空力性能の向上
新型ISでは、空力性能をテザイン開発の段階から徹底的に追及しており、操縦性、走行安定性の向上を図るとともに、IS 300hではCd値0.26を達成するなど、空気抵抗を大幅に低減している。
【アッパーボデイ】
サイドからリヤに向けて絞り込まれた特徴的なボディデザインは、後方に発生ずる乱流を抑える効果がある。また、ホイールアーチのヘミング処理により、タイヤハウスヘの気流巻き込みを軽減させているほか、エアロスタビライジングフィンなどのアイテムを積極的に採用し、空力特性を向上させている。
【アンダーボデイ】
フロアカバーによるフロアのフラット化や、アンダーフロア後部を跳ね上げたテザインを採用し、車体下部を流れる気流を低減させ、空力性能が向上している。
エモーショナルなエグゾーストノートを奏でるサウンドジェネレーター
IS 350、IS 250といったガソリンエンジン車には、エンジンサウンドを室内に心地よく響かせるサウンドジェネレーターを搭載。吸気脈動を利用し、特定周波数の音圧を上昇させ、加速によって伸びていく迫力に満ちたサウンドを高回転まで奏で続け、ドライビングを盛り上げる。
レクサスのDNAでもある静粛キャビン
新型ISでは、レクサスの自慢である静粛性をさらに追求。極限まで無駄な音を削ぎ落すことで得られる静けさを突き詰めている。なかでも高速走行時における風切り音、エンジン音の大幅な低減を図っている。フロントピラーまわりを中心とした風切り音対策、エンジンとキャビンを隔てるダッシュサイレンサーの性能同上、ドアまわりシール性の向上などを徹底的にほどこし、キャビン内の圧倒的な静粛性を実現している。
こういうエンジンってエコエンジンに取って代わられる前のいまが買い時なんじゃない?