デトロイトショーにおいて、レクサスは予告通り、新型ISを発表した。
新型ISのグレード構成は3つ。最高出力228kW(306ps)、最大トルク375Nm(38.2kgm)の3.5リッターV6を搭載した「IS 350」、2.5リッターのV6エンジンを搭載する「IS 250」、そしてハイブリッドである「IS 300h」。
「IS 300h」のハイブリッドパワートレインは、アトキンソンサイクルと直噴技術「D-4S」を同時に採用した最高出力130kW(174ps)を発揮する2.5リッター直列4気筒エンジンに、105kW(141ps)のモーターを組みあわせた「2AR-FSE」という型番のシステム。これは、先ごろ国内で発表されたばかりの、新型「クラウン」のハイブリッドモデルにも搭載される最新のパワートレインだ。
全グレードに設定が可能な「F SPORT」は、内外装にスポーティな雰囲気を醸し出すだけでなく、前後のサスペンションや電動パワーステアリング(EPS)の設定が専用のものに変更され、「IS 350 F-SPORT」では可変ギアレシオステアリング(VGRS)もオプションで選択できるようになる。
今回発表されたのは、北米向けの仕様であり、国内では春ごろに発表する予定だという。